大阪で12月8日~11日に開催されたJAACT2025(https://aeplan.jp/jaact2025/)にて、ポスター発表にお立ち寄りいただいた皆様、また会場でお話しさせていただいた皆様、誠にありがとうございました。
内山進教授(大阪大学/弊社CSO)がオーガナイザーを務められた遺伝子治療シンポジウムも大変盛況で、多くの活発な議論が交わされていました。
弊社ポスターでは、大阪大学との共同研究成果として、丸野孝浩の論文もご紹介させていただきました。
Maruno et al. Mol Ther Methods Clin Dev. 2025
“Variation of VP2 stoichiometry and deamidation of VP1 during production and their impacts on the transduction efficiency of AAV vectors”
https://www.cell.com/molecular-therapy-family/advances/fulltext/S2329-0501(25)00176-7
本研究では、AAVベクター製造ロットにおける品質特性の相関解析を通じて、
- VPの化学量論比
- VP1におけるN57およびN94の脱アミド化率
が、AAVの導入効率に影響を与える重要な因子であることを明らかにしました。
✨高精度な分析技術があってこそ、真に重要な品質特性を見極めることができます。
今後も、遺伝子治療用ベクターの品質理解と技術向上に貢献してまいります。